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2021.10.10 00:17|'t opvoeden/ 子育て
今日はこれまた子供たちの気持ちに寄り添い、またちょっとした感銘をうけた。というと大げさだが、子供たちが複雑な気持ちを抱けるようになったことに驚いた。

今日はいつも仲良くしている友人家族がうちに晩ご飯にやってくる日だった。気づけば2か月ぶりで、子供たちも、4歳になったばかりのHちゃんに会えるのを心待ちにしていた。いつも、この子と3人で、まるで兄弟姉妹のように仲良く遊んでいたから。今回は前回に引き続き、我が家でそのままお泊り会。今や子供たちは10歳と7歳でお泊り会もほとぼり冷めている年齢とはいえ、楽しみでたまらない!ようだった。

晩ご飯を終えて、22時半までたくさん飲んで食べて話し、子供たちはシャワーを浴びて、Twisterで遊びきって、さぁいざ!寝よう!となったときに

ゴン

…と、Hちゃんが娘のベッドのどこかで頭を打ったらしい…。
泣き声が聞こえてきたので、パパが走って駆け寄ると、しばらくして泣き止んで事が収まったと思った。が、次の瞬間。

"Ik wil naar huis met papa en mama"


えーー!マジですか笑

もうベッドに入る数秒前ってところで「やっぱり帰りたい」というHちゃん。パパやママが「いやいや…お泊りの用意もしてきたし、ミレチェソラチェもいるから楽しいよ!」と何度も話かけても、帰る、の一点張り。
その間、子供たち二人は何も話しかけられず、ただ茫然としていた様子。

あっという間に、帰る準備をして、結局23時過ぎに車を走らせて帰ってしまった。
むなしく見送る子供たち。「あーあ、残念やったね。まぁでもまた今度また来てもらおう」と言ったら・・・娘が泣き出した。
「泊まるのすっごい楽しみにしてたのに・・・。私ちゃんと歯磨きもさせて、シャワーもさせたし一緒に楽しく寝る準備もしたのに・・・なんで帰っちゃったのー!」と。続いてソラも同じようなことを言いながらワンワン泣き出し、母は困惑。
「仕方ないよ、また次回に来てもらおうよ」と言ってもどうしても納得いかない様子の二人。

どうやら、悔しくて、寂しくて、自分たちを最後に選んで泊まっていってくれなかったHちゃんに失望と怒りが込み上げてきたらしい。

娘はさらに、なんだか自信をなくした、という。そんな大げさな!と思ったけれど、それほど悔しい思いをしたのかと思うと、娘がいかにHちゃんのことを大切に思っているのかが分かった。本当に、妹のように大切にしている娘。裏切られたような気持ちだったのだろう。
もちろん、Hちゃんには悪気はなく、これは年齢的なものであって、気持ちがコロッと変わったり、やっぱりパパやママが一番好きなんだ、ということを伝えたけれど、分かりたいけれど分からない様子だった。もう私もそれ以上は言わないようにした。もう二人の気持ちは十分伝わったし、それを素直に吐き出してくれた子供たちのことを愛おしく思えた。お姉ちゃん、お兄ちゃんとして、妹を守ってやりたい、私たちならできる!そういう誇りと責任を持ちながらも楽しんでいたに違いないから。でも、そこまでの気持ちをもっていられたなら、君たちは大きく成長しているのだよ!母は少なからず感動した。

どうしても目がさえて眠れない、という二人に、「カチカチ山」の本を読んであげた。すると、話の途中でたぬきがおばあさんをだまし、蹴り飛ばして逃げていく、というくだりがあった。そこにソラチェがつっこみ。

「Hちゃんみたい。おんなじみたい・・・」

本当やね(汗)。慰めた後にこの本を選んだのは間が悪すぎたかな・・・苦笑
でも、ソラチェもよく気づいた!おばあさんの気持ちに同感したのだろう。
嬉しい気持ち、つらい気持ち、悔しい気持ち。いろいろな気持ちを持つって素晴らしいこと。またひとつ、子供たちから学んだのだった。
2021.05.10 10:50|'t opvoeden/ 子育て
母の日ももう9回目。思えば、毎年何かいろいろ作ってプレゼントしてくれるなぁ。私が子供のころは、お母さんの似顔絵でも書いていたのだろうか。まったく記憶にないけれど。
オランダでは、学校や託児所でリマインドしてくれて、創意工夫して作ってくれるのがよいけれど、今年は娘はひたすら大好きな工作や絵描きに没頭して作ってくれていた。
そんな様子を見て、面白かったのはソラチェの行動。二人の部屋に入ると(はい、二人はまだ同じ部屋で生活しています…)、「これ、ミレチェがmoederdag(母の日)のために使うんだって。…あーー。言っちゃった。ごめんなさい…。」といって、涙ぐんでいる。なんだか、どーしても言いたい!といった感じで、でもその直後にガチ反省しているのである。
今回は、そんなことを何度も繰り返して言ってきたので、もはやサプライズではなかったけれど(笑)、やっぱりもらえたときは最高に幸せな気持ちになりました♪
satotjeからも、大きなピンクと淡い黄色がたくさんはいった花束をいただきました。
ここに家族がいるだけで幸せです、はい。
こちらこそ、いつも本当にありがとうね!
2020.01.19 22:47|'t opvoeden/ 子育て
2020年1月18日(土)

これによばれてしまった。てっきり日本語がしっかり話せなかったことが目立ったのだと思い、1週間は気にして日本語を話すよう勧めたけれどなかなか思うようにいかない。それでも、本人はプライドがあるのだろう、自分でこっそりnijntjeのひらがなパネルを使ってひらがなを復習していた。男らしく、プライドもって頑張ってる6歳児に心打たれた。
ふたを開けてみたら、ソラの日本語が問題ではなかった。1時間の審査中に、ずーっと鉛筆削りでえんぴつを削って遊んでいたことや、椅子から下りて座ってごそごそしていたこと、などが目についていたらしい。これは寝耳に水であった。なぜかって、オランダの学校ではいつもおとなしくて集中力もあり、目立つような態度をとることがなくておりこうさんだ、と言われていたから。日本語の教室となると急に日本語のみの環境、そこにじーっと座っていなければならない拘束感が相まってそわそわしていたのだろうか。思わず失笑してしまった。あぁ、そういうことなら、この3か月でもちょっと言い聞かせておけば直るかな。そんな未来の希望が見えてきた気分だった!ミレイというお姉ちゃんがいて、彼女がしっかりサポートもしれくれるはず。そう期待しはじめると、一気に肩の荷が下りたのであった。4月から楽しく2人で通えますように!!
2020.01.19 22:46|'t opvoeden/ 子育て
2019年10月18日(金)
ふだんはほとんど喧嘩しないみれいとソラなのだが、今日は夕食時からお互いにえらくつっかかっているのが分かった。最近の喧嘩はソラがすぐになくのではなく、”hee man!””hou maar op Mirei”など、口答えが多くなってき、それに比例するようにみれいの怒りも増していく、というものであった。
寝る前に仲直りしていたくせに、また直前になって大ゲンカ。私が見たのは、ミレイがソラのおなかを蹴ったところ。それを見て私が怒り狂い、「なにしとんねん!」といってミレイの頭をたたいてしまった。ふてくされて大泣きでママのベッドに伏せてしまった。「ごめんね、仲直りしよう…」といっても聞く耳持たず。それを見てソラも「ひっくひっく」と泣き出した。いったんソラをなだめて、絵本を読んでいると、ミレイもあきらめたのか、自分のベッドに戻ってきて最後は一緒に絵本を読んで落ち着いた。みれいとも仲直りしたあと、ソラが言った言葉がとても印象的だった。「お姉ちゃんが蹴ってくる前に、ぼくもお姉ちゃんをたたいちゃった。だからぼくのせいなんだー、ごめんみれい~~」といって顔をくしゃくしゃにして泣き出した。なんとも素直に自分の気持ちを表現できる子。そしてとても優しくて繊細。こういう性格を、大切にしてあげないとね。
わたしも、ちょっと疲れてイライラしているときは、すぐに手をあげずにがまんがまん…優しいお母さん、綺麗なお母さんと言ってくれるソラとミレイを大切にしなくっちゃ。

2020.01.19 22:45|'t opvoeden/ 子育て
2019年6月17日(月)

やってしまった・・・。バリカンで6㎜設定して、さーがっつり切っていくぞ!と意気込み、ざざっと歯を入れたら、思い切りそれた。あれ?もう一度。もう一度…何度やっても毛を全部刈ってしまってはげてるではないか!顔面蒼白。そこで気づいた。歯の先につけるプロテクターのようなものを取り付けていなかったことを…!切り終わるまで終始冷や汗、頭部てっぺんの、ていねいにすきながらカットする部分も超大雑把におわり、なんとも滑稽なヘアカットとなってしまった。シャワーで流してから二人で鏡を見てみた。正面から見たところは悪くない。問題はサイドからみたもの。あまりに悔しくて悲しくて、ボロボロ涙が出てきた。すると、颯良もつられて大粒の涙を流しながら泣いた。プライドを傷つけてしまったか…?本当にごめんね。
それで、翌日は野球帽をかぶっていってもらうことにした。が、学校でも、‘託児所でも、まったく何も言われず見過ごされていただけ。本人や私が心配するほどに、ハゲは目立たないようであった。
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プロフィール

 nijntje 

Author: nijntje 
FB上では幸せいっぱいの家族やプライベートのことを書いています。
このブログでは、ちょっとした愚痴ばかり書いています。笑

生まれ住んだ神戸をはなれ、仕事のため来蘭し、かれこれ12年目。2011年夏、アムステルダムから郊外のAlmere(アルメーレ)に引越し。まもなく長女、Miretje(ミレチェ)が誕生、その2年後にSoratje(ソラチェ)も加わり、4人でにぎやかな毎日を送っている。



gechereven ook in het Nederlands(written in Dutch as well as Japanese)



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