チーム編成

ひさしぶりに仕事のこと。ここ数ヶ月間、わたしはこの国で何をしたいのか、自分は将来何がしたいのかを見失っていた。とくに仕事においては、自分はいったいどこに向かっているんだろう、と。何のために働いているの?どうしてオランダ?家族のため?旅行のため?生活していくのに欠かせないことだから?

そう疑問を感じていたのは、仕事に対するやりがいのなさから来ていたのかもしれない。いまの部署で仕事を続けていて、一番やりきれなかったのは、スタッフの入れ替わりの激しさ。新しいひとが来るとともに誰かが辞めて行く・・・。それに伴うサービスの質の低下、さらに新人教育にかかる時間のロス。または、教育までの時間がないがために生じるミスやコンプレ(苦情)。その結果、モチベーションも下がり、人手不足に残業も増えてストレスが溜まる。そんな時期が予想以上に長く続いていて、正直に仕事が好きだとは言えなかった。

そんななかでも、残されたチームメンバーを支えて励ましてくれたのは、同じように長く勤めているSさん。彼女がいなければ、わたしが極度に「辞めたい病」にかかっていたとき、仕事を放り投げてしまっていたかもしれない。せっかく作り上げてきたチームワークが、どんどん崩れていくのが目に見えても、決して投げ出さないでいまの部署を守り続けようとした、たったひとりの同僚だった。それはいまになって実感する。彼女には、気付かないうちにたくさん助けてもらってきたと思う。

そしてついに先日、わが部署に新しいマネージャーがやってきた。すらりとした体系で、態度や言葉遣いにも品のある女性。いままでのマネージャーとは幾分雰囲気が違う!決してオランダ人ぽくないマネージャーである(苦笑)。今日はそのマネージャーとスーパーバイザーを集めてのミーティング。まずは、マネージャーによる自己紹介から。趣味は乗馬やバイクだって?!ホテルマネージメントの経験はもう20年近いって。聞いているだけでわくわくさせられるひとだ。とっても素敵!!

「それでは、わたしの話はこのくらいにして、順番にひとりずつ自己紹介をしてもらいましょうか。」

・・・・やっぱりまわってきたよ、これ。

や、やばい・・・わたしのオランダ語がばれる(汗)。

オランダ語を聞くのはもうずいぶん慣れたけれど、話すのはその2倍の労力が必要なわたしは、はじめにひとこと、

「すいません、オランダ語でできるだけ話ししたいと思います(爆)」

と断っておいた。まぁ、この断り書きはいつなんどきも使っているのだが(笑)。

こう言うと、いつも鼻で笑う同僚Kがいる。いや、鼻で笑ってはいないかもしれないが、いつもそう聞こえてしまう。彼はわたしと同じように這い上がってきた戦士。わたしがよき仲間かつライバル視しているように、相手もそう感じているのであろう。わたしもKから学ぶことは多々あるし、彼の意見に感心することも多いけれど、わたしだって負け犬にはなりたくない!しかし、言葉はどーしても勝てないのだ。仕方がないけれど、やっぱりオランダ語がすらすら話せないのがくやしい。日本語ならいろいろな言い回しで表現できるのに、ただ文章を作るので一生懸命だったわたし。マネージャーは快く聞いてくれたけれど、どう感じたんだろう。そしてミーティングのあとはいつものごとく撃沈・・・(ほんとうに沈んでいます)。

なにはともあれ、言葉の壁はまだまだ高いけれど、新しいチーム編成で心の壁はすこし溶けたようだった。いままで働いてきたメンバーとも、自己紹介なんてし合ったことなかったし、いまさら〜?と思いながらもお互いに新たな発見があったりして面白かった。いまのチームでどうなっていくのか、まだまだ分からないけれど、すこし希望の光が見えてきた気がする。明日からまた頑張ろうっと。
by  nijntje   at 01:33 |  Het werk/ 仕事 |  comment (4)  |   |  page top ↑

新しいポジション

最近、ついに風邪をひいてしまい、体調があまりよくないので、久しぶりにミントの束を買った。一掴みで50セントだもんね。ミントティーに蜂蜜を入れて飲むと、風邪をひいたときに良い、とオランダ人は口々に言うのでこうしてときどき飲んで回復を待つ。ん〜落ち着く味だわ。

Mint 001 Mint 002

今日は久しぶりに仕事のことを書こうっと。

今年から新しいポジションをもらって、なんだか体力的にも精神的にも急に忙しくなってきたが、それはそれで仕事をするのが面白くなってきた。いままではひとに指示をされて動いていたことが多かったのが、マネージメントに関わるようになると、ひとに指示を出していく仕事が増えた。職場全体を見て、スタッフを動かしていく。その日、自分が作った構図がうまく描けると、同僚とのコミュニケーションも楽しくなるし、お客様からの苦情もなく、満足して過ごしていただける。毎日やりがいを感じる、その反面で、もっとこうしておけばよかった、ということは日々あるわけで、すこしずつでもそれを改善していけたらいいな、と思う。

先日、その改善ともなるべきマネージメントミーティングがあった。わたしにとっては、新しいメンバーでのはじめてのミーティング。どんなミーティングになるのか楽しみにしていたところ、次々にトピックが出るわ変わるわ・・・。3時間近くもかかって、終わった頃には頭痛が。それもそのはず(?)、ミーティングはほとんどオランダ語で行われたのだから。なにせ、いまのマネージメントは私以外はみなオランダ人。はじめから、「nijntje、今日はオランダ語で進めるけどええよな?わからんかったら言え。」と一言添えてくれたものの、彼らは話に白熱し始めると、ものすごい早口で話すのでついていけなくなり、5分ごとに手をあげ、「ごめん、英語で言ってくれません?」を連発していたわたし・・・。家に帰って撃沈。「奴ら」のほとんどは、自分より経験も浅いし年齢も若いのに立場が上だ。そんな奴らに言葉では負けたくない。悔しさと不安でいっぱいになった。

翌日がきて、マネージャーと昨日のミーティングについて話をする。彼女はわたしのことをよくわかってくれるよき相談相手でもある。何気なく、「これからのミーティングは議事録が必要だよね」というようなことを言うと、「じゃぁnijntje、それやってみる?」と。議事録なんて取ったことないのに。そしていつかはオランダ語でやってみなさいよ、とマネージャー。ははは、恐ろしいことを言うもんだよね。このわたしにそれを任せるとは(笑)。でもこうなったらもうやるしかない!うぉ〜やってやるぞ〜!!

って、こうして書いてちょっと低いテンションをあげている、という意味もあったりして。いや、でもどう転んでもやるしかないね、わたし。


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by  nijntje   at 00:57 |  Het werk/ 仕事 |  comment (10)  |   |  page top ↑
プロフィール

 nijntje 

Author: nijntje 
生まれ住んだ神戸をはなれ、渡蘭して気付けばもう5年目。アムステルダムの居心地のよさを伝えたい。日々、「ちぇ」(かわいいものやひと)を探している。

gechereven ook in het Nederlands(written in Dutch as well as Japanese)



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