夏のゲントと13匹の蚊、のちブリュッセル
翌日、ブルージュから電車で20分のところにあるゲントに足を運んだ。昨年の暮れに行ったときとはがらりと雰囲気が違って、町のあちらこちらに花が飾られた可愛らしい町並みだった。
小さな町に、聖バーフ大聖堂と鐘楼、聖ニコラス教会がぼんぼんと並んで建っていて、すこし離れたところにフランドル旧居城がある。その近くにある旧市街をのぞくと、ひっそりとしていて開いているレストランやお店はぽつぽつあるだけだが、中心地と違う静けさがあってよかった。そういえば、ベルギーの家のてっぺんには、アムステルダムの家々と違って、滑車をかけられるひっかけ棒もなければ、家も傾いていない。てことは、みな引越しするときは家の玄関から「普通に」家具を入れるんだな?!窓はあんなに大きいけど・・・。
滞在したホテル。ブルージュに比べて、ホテルの数も少なければ、お洒落なホテルもあまりない。そんな中でみつけたのがここのホテル。チェックインの感じもいいし(ベルボーイはいなかったけどね)部屋も申し分ないほど広い!おまけに中庭があって、ここで朝食を食べられるんだな〜・・・そんなちょっと夢を膨らませていたのだが、就寝してから予期せぬハプニングが(また、笑)。耳元をプ〜ン・・・まじで。蚊がいるではないか。布団を思いっきりかぶっても蚊の鳴く音で寝られないし、おまけに暑い(ベルギーではめずらしく22度くらいあった)。仕方ないので、ライトをつけてみて蚊を殺そうと探しはじめたところ・・・なんと1匹どころではない。すでに5匹も天井につかまって待機しているではないか。ふだんオランダ人がしょっちゅうする「舌打ち」をなるべくしないでおこうと心がけているのに、このときばかりは「ちっここにも!」「あ〜っ、ちっ、また逃げよった」と舌打ち連発。結局、全部殺したと思ってもどこかに潜んでいるのだ。そうこうして何度も寝ては起きての繰り返しで、翌朝は寝不足状態(涙)。一緒に寝ていたH-Naoはぜんぜん捕まえてくれないし(笑)。数えていたのだが、結局その晩に殺した蚊の数は13匹。なんでこんなに蚊がいたんだろう、中庭に面しているからか・・・そう思って窓辺に立つと、思いもしなかった事実が。窓が数センチ、開いていたのだ!! これってチェックインしたときから開いていたのだろうか・・・。愕然。無法地帯だったわけだ。蚊はおそらくこの隙間から次々に入ってきていたのだろう。
翌朝に、朝食に行きがてら、フロントで「蚊がいすぎて寝れなかった!」と文句を言ったら、「ねぇ〜夏の時期ですからね〜それにしても、どうしてフロントに連絡してくれなかったの。蚊退治用アロマがあったのに。」と言われて、はっとした。そうだ、「ここの」ホテルのフロントは24時間体制だったんだ。フロントに連絡する、という簡単なことをなぜ思いつかなかったんだろう。はぁ〜とにかく寝不足やし、朝食を「蚊のいる」中庭で食べる元気もなく、薄暗い部屋で簡単に済ませたのであった(おまけにここの朝食はいまいちだった)。しかし、肝心の蚊に噛まれたのはH-Naoのほうがずっと数が多かったし、残りの旅行中もあとを引いていたみたいで・・・。
蚊に関する苦労話はこちら(part1,part2)でもどうぞ(笑)
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前日の寝不足のせいで、ゲントからブリュッセルまでの電車内の30分間は爆睡していたようだ。ブリュッセルに着くと、急に違う都会にやってきたような気分になる。車の運転が荒く(何度も引かれそうになるわたしたち)、スーツを着たビジネスマン/ウーマンがさっそうと歩く。HーNaoが宿泊するホテルでチェックインして、荷物を預け、グランプラスまで向かう。グランプラスでは、待ち合わせをしていためぐみぃさんと初対面をした。めぐみぃさんは、ブリュッセルに住みながら、ベルギーのこと(政治から食べ物のことまで)をたくさん紹介してくれるブロガーで、近いうちに一度お会いできたらなぁ、と思っていた。ワッフルが美味しいことでも有名な老舗の洋菓子屋さん、"Dandoy" (ダンドワ)でワッフルをほおばりながら短い間だったけれどお話が出来てよかった♪ このあと、H-Naoの面倒も見てくださって、安心しながらわたしは一人アムステルダムへと戻った。めぐみぃさん、ほんとうにお世話になりました!ありがとう。




































