Hotelschoolを訪ねて
前回の続き。Maastrichtに住むAnnaは、ホテル学校に通っている。そこに用事があるというので、ついでにお邪魔させてもらった。
日本でホテル経営学を学ぼうと思えば、専門学校、あるいはある限られた大学に設けられた学部でしか勉強できないが、ヨーロッパでは立派な学問であり、スイスをはじめヨーロッパ諸国に有数のホテル学校を見つけることができる。オランダの教育制度では、12歳に初等教育を終了するさいに(ちょうど日本の小学校卒業と重なる)、将来の希望する進路や学力に合わせて次の道を選ばなければならない。VMBO,MBO(職業訓練学校)60%、HABO,HBO(高等教育コース)28%、VWO, WO(大学進学コース)10%に分かれるが(オランダ語の教科書より)、Annaの通うホテル学校はこのHABO, HBOにあてはまるらしい。
Annaが通うオランダの名門ホテル学校、Maastricht Hogehotelschoolでは、まずおなかがすいていたので(笑)食堂に行こう、ということになった。面白いことに、ここのキッチン、ウェイター、会計レジ、ステュワードなどを管理しているのがみな生徒だってこと!食堂には、コックの格好をしたまま食事をしている生徒もちらほらみかけた。ホテル学校では、1年目に全員キッチンに入り、先生とともにプロフェッショナルな料理実習を行うそうだ。
もちろん、実践的なことは料飲部に限らず、教員棟にはホテルのレセプションなる受付が用意されていて、そこで実践的に業務を勉強できるようになっている。一般の教室では、10〜15人くらいの生徒と先生の授業内で、さまざまなプロジェクトを課され、プレゼンテーションをまかされる。授業で使われる教科書は、すべてマニュアルとして存在するホテル経営学の本。いままで、フロント業務のマニュアルも、料飲部の専門用語も独学で仕事をしてきたわたしとしては、とても興味深かったし、あぁ〜時間とお金さえあればまた学校にいきたい!とおもった。
そんなひとのためにも、週1回だけの履修プログラムなどもあるようだ。実際、同僚にも仕事をしながら学校に通っているひともいる。将来、ホテルの道を進み続けたいなら良い環境ではないかと思う。




























