しばしの別れ
後ろを歩くmassy,
お兄ちゃんの差し出す手に なかなか手を渡せなかったmassy
ふたりで「massy はやく〜」と 声をかけて ようやく手を繋いだ
とたんにmassyは泣き出した
「帰りたくないよぉ〜」
昔から優しかったというお兄ちゃん
いまでは結婚して 左手をつないで歩いているのはわたし
3人で 手をつなぎながら 運河沿いを歩いたね
massyの気持ちを思うと 心が痛くなった
massy お兄ちゃんを大切にするからね まかせて 大丈夫
お兄ちゃんはいつまでも massy想いだよ
だから最後に 一緒に3人で手をつないで歩こう・・・
汗ばむほど 太陽が照るアムステルダム
空を見上げると ポプラの木々から 太陽の光がこぼれおち
運河をキラキラと輝かせ それはわたしたちの目にはまぶしい
枯れたポプラの葉が 風が吹くたびに舞い落ち
あとどれくらいと分からないしばしの別れを 静かに奏でているようだった





























