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歌舞伎公演 in Amsterdam

2006.06.22 02:38|Nihon-Oranda/ 日本とオランダ

お隣国のWM(Welt Meisterschaft、ドイツ語でワールドカップの意味)の影響で、オランダにも観光客の姿が多く見られるここ最近のアムステルダム。そんななか、日本からロンドンを経由してアムステルダムにやってきた偉大なるお客様がここに。


先日、アムステルダムのライツェ広場前に堂々とたつstadsschouwburg(スタッツスハウブルグ劇場)にて、市川団十郎さん率いる海老蔵さんの歌舞伎を見に行ってきた。オランダで歌舞伎が上演されるのは歴史上初めて、という記念すべき今回の公演のチケットをゲットできたのは最高に嬉しい!!


日本ではじめて歌舞伎を見たのは中学生のときだったか。話の内容もピンとこないままの鑑賞であまり興味が湧かなかった。それ以来、歌舞伎はわたしにとって縁遠い存在だった。いま、「日本に帰ってでももう一度見たい」と思うこの公演はいかほどだったか。


kabuki


チケット料金は日本のそれに比べるとかなりお得だと思う。一番いい席で45ユーロ(約6000円)。わたしたちが取れたのは12ユーロ(約1800円)の席しか空いていなかったが、それでもこのお値段で歌舞伎を見られるのは海外だからなのか。「中世から残るヨーロッパの劇場に歌舞伎」というなんともいえないコラボレーション。観客は、日本人はさすがにいたものの、ほとんどがオランダ人だったことに驚いた。横に座っていたオランダ人のかたは、大学でアジアのアートサイエンスを専攻しているらしく、歌舞伎にはわたしよりもずっと知識が豊富で冷や汗をかいた(恥・・・!)。


それでも歌舞伎についてすこしでも予習していこうと、話のあらすじは調べていた。今回上演された演目は、「藤娘」「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」のふたつ。藤娘を演じた市川海老蔵さんはとても女性らしく、藤の色と艶やかな着物がとても綺麗で鳥肌が立ってしまった。


そして、2つ目の演目題に目が点。首をかしげて読みたくなるこのタイトル。話の内容を調べていると・・・


「与右衛門は妊娠した累(かさね)を連れ添って一緒に死のうとする。そこにどくろが流れて来て・・・」→→意味不明(笑)


そう思いながら読み終えた。ふむふむ、累(かさね)とは、江戸時代の3大幽霊のひとつであり、これは怪談話なのだ。これはどんな歌舞伎になるのか、むふふ。楽しみになってきた。


・・・公演は見事なものだった。与右衛門を演じる海老蔵さんよりもはるかに超える累(かさね)を演じる市川亀治郎さんにすっかり惚れてしまった。あの妖艶さ、おぞましい泣き声(およおよおよ~~!)、刺されてしまう直前の髪を振り乱した淫らな累。もう、感無量だった。面白すぎる。日本には、100年以上も受け継がれてきた芸術があり、それがいまこうして海外にも進出しようとしている。その場に居合わせたわたしはこの上なく幸せで最後には涙ぐんでしまった。さて、日本で見ていたなら、これほど感銘を受けただろうか。これほど、「日本の文化」として客観的に見ることができただろうか。


来年2007年の春にはフランスのパリで上演予定なのだそうだ。かさねを演じた亀冶郎さんは、来年にはNHK大河ドラマ「風林火山」で武田信玄役を務めるそうな。ああ、はやく見てみたい。また、この劇場では現在「四谷怪談」も上演中である。


最後に、藤娘を演じた市川海老蔵さんのお姿をすこしだけ・・・


kabuki


↓geschreven in het nederlands

Wat fantastisch!! Ik heb Kabuki bijna nooit gezien, maar het was heel mooi. Bijzonder de rolverdeling, die naam is Kamejiro Ichikawa, heeft  zijn eigen karakter en ik vind het leuk. Hij moet een dame spelen, maar het moet moeilijk zijn! De kimono was ook mooi en kleurig. Ik hoop de kabuki gauw te zien weer! 

コメント

サッカーだけじゃなくて

歌舞伎もあったのですね!
これは、これは、本格的な舞台に大勢の
オランダ人の観客。教養の深さと厚さが
感じられます。外国で観られてよかったですね。
感慨もひとしおでしょう。

ステキな文化☆

!!オランダで歌舞伎!!
なんてステキ!
しかも、舞台って、オペラとかやってそうな劇場ですね!?
日本人でありながら、一度も生で歌舞伎とか落語とか見た事ないから、ダメですねー・・・
もっと日本の、日本らしい文化をちゃんと知っておくべきだなーと思いました(^o^;

着物っていいなぁ。色っぽい・・・

tamayamさんへ

まずはじめに、WMというドイツ語の情報提供?ありがとうございました☆

オランダでの歌舞伎界の初の進出というものに驚きました。NYやロンドンではすでに名も通っている歌舞伎ですが、オランダはまだまだと言えるでしょう。同僚に話してもほとんど知らないという返事が…。オランダで、こういった日本の美、伝統の芸術を広め、そしてそのまま伝えていくことができればなんと素晴らしいことでしょうか!!

ところで、ドイツでも歌舞伎は上演されたことはあるのでしょうか。ぜひベルリンで!ケルンで!

shokoさんへ

こんばんは!この劇場は現在Junidanceという芸術イベントが開催されているんですよ。オペラはもちろん、ダンスやミュージカルなども上演されています。今回は、まさに和と洋の融合を楽しめる斬新な公演となったことは言うまでもありません。

いやあ、歌舞伎って面白いんですね。オランダ人たちと見ていると、「これが日本の芸術だ、恐れ入ったか!」となぜかわたしが偉そうでした(笑)。いやいや、そのまえにもっと日本の文化や芸術に精通しておくべきですね。

ちなみに、今回の舞台、英語とオランダ語の字幕がでていたんですよ。公演のまえにも説明会があったりして、外国人にやさしい日本人の配慮?が見受けられました。本当に楽しめた公演でした。

日本文化に興味のある人って結構いるんだね~。
歌舞伎は一度も見たことないからどんなものか想像つかないな~。でもnijntjeさんの話を聞いてるとなんだかおもしろそう。怪談話なんかしてるんだね。1800円で見れるのはリーズナブルだなー。

あさみへ

ロンドン公演では一番良い席で48ポンドだった(約1万円)というのを聞くとやはりオランダは物価も比較的安くお手ごろなところはあるね。まあ、劇場の規模が違うんだろうけど。でもこの席でも舞台に近かったよ!

怪談話といえば稲川淳一…笑。夏になると怪談話が増えるよね。オランダはお盆とかないからな。日本の怪談話はほんまリアルで怖いって!日本のホラー映画もこっちでは人気あるんだよ。
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プロフィール

 nijntje 

Author: nijntje 
FB上では幸せいっぱいの家族やプライベートのことを書いています。
このブログでは、ちょっとした愚痴ばかり書いています。笑

生まれ住んだ神戸をはなれ、仕事のため来蘭し、かれこれ12年目。2011年夏、アムステルダムから郊外のAlmere(アルメーレ)に引越し。まもなく長女、Miretje(ミレチェ)が誕生、その2年後にSoratje(ソラチェ)も加わり、4人でにぎやかな毎日を送っている。



gechereven ook in het Nederlands(written in Dutch as well as Japanese)



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